神経系の講義資料

小児PTのメモ

管理者が訳した走り書きなので、詳細については必ず原文をご参照下さい.

脳性麻痺者における歩行の非対称性歩を減弱させるための視覚フィードバックと固有受容入力を伴う歩行トレーニング

Levin I, Lewek MD, Feasel J, Thorpe DE. Gait Training With Visual Feedback and Proprioceptive Input to Reduce Gait Asymmetry in Adults With Cerebral Palsy: A Case Series. Pediatr Phys Ther. 2017 Apr;29(2):138-145. 

目的:この症例報告の目的は、成人の脳性麻痺外来患者の歩行再訓練時における歩容の非対称性を視覚的にフィードバックの実行可能性であるか、またその方法により歩容の非対称性が減弱し、歩行速度・エネルギー消費・動的バランスが改善しているかを調査することです.
方法:歩幅や立脚時間に非対称性を有する歩行可能(10m平地独歩可能)な5人の脳性麻痺者(成人の脳性麻痺患者)に対して、The integrated virtual environment rehabilitation treadmill (INVERT) systemを使用して18セッションのトレーニングを実施した.トレーニングは2~3回/週.1回につき22分間、INVERT systemによるトレーニングを受けた.先行研究から得た検出可能な最小値をもとに検証した.
結果:全ての被験者の歩容の非対称性は改善した.
考察:歩行可能であり、視覚障害のない脳性麻痺者に対して、効果測定とトレーニング手順は実行可能であった.また、この研究における脳性麻痺者はトレーニングにより歩容とバランスが改善した.

Feasel J:The integrated virtual environment rehabilitation treadmill system.
EEE Trans Neural Syst Rehabil Eng. 2011 Jun;19(3):290-7
 https://modushealth.com/

図2 最適速度と最速速度における各被験者の非対称性と速度の前後比較.
図3 6分間歩行、エネルギー消費、four square step testの結果
図4 step watchの結果、一日の重複歩数、重複歩数の最大値

 

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Feasel J:The integrated virtual environment rehabilitation treadmill system.

EEE Trans Neural Syst Rehabil Eng. 2011 Jun;19(3):290-7

 

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https://modushealth.com/