神経系の講義資料

小児PTのメモ

管理者が訳した走り書きなので、詳細については必ず原文をご参照下さい.

3歳から7歳までの健常児の握力に関する集団ベースの研究 

Bohannon RW, Wang YC, Bubela D, Gershon RC.
Handgrip Strength: A Population-Based Study of Norms and Age Trajectories for 3- to 17-Year-Olds.
Pediatr Phys Ther. 2017 Apr;29(2):118-123.

目的)本研究の目的は、3歳から17歳までの集団から得られた握力のデータより標準値と方程式を知ることである.
方法)この研究は、横断的研究であり、被検者は2706名(男児49.2%、右利き91%)であった.「national institutes of health toolbox project」の正常域にいる子どもを対象とした.
結果)男児の利き手がより強い値を示し、年齢が増すごとに強くなった.男女別、また各年齢の標準値を求めた.左右と年齢、性差と年齢で交互作用を認めた.9歳以降では利き手が強かった.13歳以降では男児が女児より強かった.握力と性別・年齢・身長・体重は有意な相関を認めた.年齢と体重を説明変数とした性別の回帰式を求めた.結論)基準となるデータは、握力測定を解釈する指針となりうる.年齢別の経過は肉体的な成熟期間における種々の病変や握力の状況を調査するために有効である.

TABLE2 3歳から7歳までの握力に関数する人口統計学データ
TABLE3 握力と性別・年齢・身長・体重との偏相関係数(他の変数を制御して得られた相関係数
TABLE4 回帰方程式